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報告 高橋 信博
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先月、武尊山の帰りに坂戸のホルモン屋に寄ったときの会話・・・
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マスター 「高橋さん、今度山に連れてってよ!マジに趣味としてやってみたいんだよね〜。」
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高橋 「オッケ〜、じゃー来月行こう〜!」
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11月4日、おでこ会メンバーと焼鳥屋に行ったときの会話・・・
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高橋 「週末奥多摩にハイキングいきます?初心者連れだからキツイとこは行かないし、シモフリシメジがバンバンらしいっすよ〜!」 |
カネゴンさん 「なぬっ!シモフリ!?行く行く、絶対行く!」
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酒の席のこと、もちろんシモフリは口からでまかせである。
カネゴンさんから「腰カゴは持っていきますか?」なんてメールをもらう度に心が痛む、純なワタクシでありました。 |
早朝、カネゴンさんを乗せて圏央道狭山PAへ。しばらくすると坂戸組が到着。 マスターとマスターの友人真下くん、そして渓美隊のシモネタキング、貝好渓さんの3人だ。
真下くんは富士山に登った経験もあるらしいから大丈夫だろう。だが初登山のマスターと平地専門(?)のカネゴンさんはちょっと心配・・・。 実は前夜ネットで今回のコースを調べてみたら、「やや健脚向き」と書いてあったのだ(もちろん2人にはナ・イ・ショ)。確かに等高線を見る限り2人にはちょっとキツイかな〜?まーいいや、なんとかなんべー!と武尊山の教訓なんのその、相変わらず学習能力のないワタクシでありました。
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駐車場から歩き出すと同時にポツポツと雨が・・・はたしてカネゴンさん、マスターのナミダ雨になってしまうのか? 奥多摩湖対岸にある登山道はいきなり急な階段登りで始まる。尾根に乗るとさらに急勾配となり、一気に高度を上げていく。振り返って見ると、マスターが心臓を押さえている。カネゴンさんは・・・すでに視界から消えている。 |
元気な真下くんと敏子を先に行かせ、貝好さんと私でフォローしながらゆっくりと登ることにする。どうにかこうにかサス沢山に到着。眼下に奥多摩湖が見えるが天気が悪いのが残念だ。 この辺りからブナ・ナラなどの広葉樹が目立ってきたので、2人を待つ間にキノコを探索してみるも不発。山が乾いているようで、見つけたのはカピカピのクリタケ2個だけ。 口からでまかせとはいえ何かしら採れると思ったが・・・「カネゴンさんゴメンナサイ!」と遥か下であえいでいるであろうカネゴンさんに、心の中で手を合わせるのであった。 惣岳山への最後の長い登りは落ち葉に埋まり結構疲れる。マスターは「軽くイジメ入ってますよ〜!」とかなり辛そうだが、ここまで登ってきたことに満足そうだ。
最後に着いたのがカネゴンさん、「ハア、ハア、これってハイキングなの?登山ていうんじゃないの〜?ハイキングってのはさ〜、もっとこうカゴにサンドイッチとか入れて・・・あ、それはピクニックか・・・。」で一同大爆笑!
あとは軽いアップダウンで御前山山頂に到着。 2人とも頑張りました!
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小河内ダムを出発
え〜!いきなりこんなですか!? そうですか、そうなんですね
マスターもがんばる!
サス沢山から見た奥多摩湖
この辺は気持ちよく歩けるところだ
迷彩柄の木
最後の登りだ、がんばれ! 惣岳山 そんなに待ちくたびれたの?
これってハイキングなのだろうか?
ついに御前山 マスターと真下くん
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山頂からしばらく下った避難小屋で昼食。小屋には立派なトイレがあり、中には布団まで置いてある。 食後のコーヒーを飲んで下山開始。登りとはうって変わってカネゴンさんの声が山に響き渡る。 寂しかったんですね、カネゴンさん・・・。
車道が現れてからは、「もう山道はイヤ!」という車道組(2人)と登山道組とに分かれて歩く。うまい具合に途中で出会い、全員仲良く境橋バス停に到着。バスで奥多摩湖まで戻ってゴ〜ル!
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御前山避難小屋 宴会したくなっちまうな〜
コーヒー入れてます
下山開始 途中ワサビ田がいくつもある
ゴール見えたど〜っ! バス停から見た紅葉
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その夜はもちろんホルモン屋で打上げ。 マスターに「また行こうね。」というと、3秒おいて、「う、うん、でも今日のとこが限界。もう少し楽な山いくつか登って、慣れてきたらまた今日の山チャレンジしたいな〜。」
その言葉を聞いてひと安心。
「うむ、我ながらナイスな選択だった、結果オーライだな。」と自画自賛しながら焼肉にかぶりつき、焼酎を煽る私であった。
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やっぱこれが似合いますなぁ
今日歩いた山(提供 カネゴンさん) |
後日カネゴンさんから、「ガセネタのノブ」という名誉ある称号?をいただきました。
また一緒に行きましょうね、ピクニック♪ |
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