|
|
|
|

報告 高橋 信博
|
赤岳が雪山登山の登竜門、で次のステップは西穂高岳、と何かの本に書いてあった。
だがネットで記録や写真などを見ると、どうやら赤岳よりかなり難しいようだ。
雪の状況によっては危険なトラバース、また山頂直下は懸垂下降なども必要になるようだ。
無雪期に穂高を歩いた事のあるまにちゃん曰く、「あんなとこに雪が付いてたらと思うとか〜なりおっかないですよ!」「とりあえず行ってみよう!で、あまりにもおっかなかったら独標までにしよう!」 |
新穂高ロープウェイに乗った時は一面ガスで真っ白け。だが標高を上げ雲の上に出ると、真っ青な空と真っ白な山々が姿を現した。前回同様初日はまったり、2日目がっつり作戦を立てていたが、どうやら日曜日は大荒れの天気になるようだ。
そこで独標往復に変更。まにちゃんが安堵の表情を見せる。
|

新穂高ロープウェイ 辺りはガスって真っ白

雪の回廊

ピーカンの西穂山荘

テントを張って準備完了!
|
丸山を目指し急な斜面を直登すると、独標、ピラミッドピーク、西穂高岳へと続く稜線が姿を現す。絶景に思わず「おお〜っ!」と声が上がる。丸山からひたすら登り、岩場をトラバースするように進むと独標の取り付きに到着。
遠くから独標を見るとかなり怖そうだったが、取り付きに立ってみるとそれほどでもなかった。独標からの眺めはサイコー!ピラミッドピークから西穂高岳、奥穂高岳から前穂高岳への吊尾根、素晴らしい景色だ。おまけに道中風が強かったにもかかわらず、なぜかここは無風状態。写真を撮ったりパンを食べたり、30分程まったりと過ごした。
ほとんどの登山者は独標から引き返すようだが、何組かはそのまま西穂高方面へ進んで行く。ピラミッドピークを登る登山者を見ていたら、何だかこの先に行きたくなってきた。独標からの急な降り口を覗き込むと、なんとか降りられそうだ。
「まにちゃん、時間もあるしピラミッドピークまで行ってみな〜い?」
するとまにちゃんが、「いっすよ〜っ!・・・オレ見てますから〜!」
「ええっ!?」まにちゃんのあまりにも予想外の返事に出鼻をくじかれ、思わず爆笑してしまい、「じゃー下りるか!」と言ってしまったのであった。
まにちゃん、本日2度目の安堵の表情・・・。
独標からの下りでは尻セードでひと滑り100メートル。あっという間に西穂山荘に到着。
|

西穂高岳への稜線

左手には笠ヶ岳

丸山

さて行きますか

ひたすら登る

独標とピラミッドピーク

独標を登る登山者達

独標を登る

上から

独標にて バックは笠ヶ岳

ピラミッドピークから西穂高岳

あったかくてサイコー!

奥穂高岳(左)から前穂高岳(右)への吊尾根

独標からの下り

途中の岩場

ひと滑り100メートル♪

手前が焼岳 奥は乗鞍岳
|
小屋に入ってビールで乾杯!缶チューハイをグビグビ呑む「谷村山荘のおばちゃん」風のおばちゃんと山の話で盛り上がる。そしてまたテントで盛り上がった。
|

西穂山荘で乾杯!

テントで乾杯!

高級ステーキ

ニンニクを添えて

マスタードをつけて食す

夕暮れの西穂山荘

たそがれマニキ
|
翌朝予報通り大荒れだった。
次回はザイルよ用意して西穂高岳を目指そう
|

下山は大荒れ

さて帰りますか

必ずこういうことをしたがるマニキ
|
 |