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報告 菊地顕一
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山梨県の甲府に転勤となり早や半年。
自宅から会社まで徒歩8分という、いままでとは考えられない恵まれた環境。また、その通勤途中には鳳凰三山や甲斐駒ケ岳が目の前に迫り、バツグンのロケーションで一日が始まるというなんとも贅沢な環境の中、お山に行けず仕事に追われる悶々とした毎日が続いている。 |
さすがに山に行けない日々が続き禁断症状が出てきたのか、部下と一緒に出かけた営業車の中では「おっ、今日の八ヶ岳は雲がかかってないからバッチリ見えるねぇ。」とか「間ノ岳の右手に北岳があるんだけど、ギリ甲府からは見えないんだよね〜。」などと、どーでもいいような情報を聞かされながら、部下は黙って運転をしている。
上司によるヤマハラ(山ハラスメント)である。 |
さて、話をもどそう。
初めてまとまった休みの取れた10月、雪のチラつく前にどうしてもひと山やっておきたくて、2泊3日でマッタリと歩く北岳行きを決めた。
今回はそんな転勤生活初めての山旅のレポートです。
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【1日目】 甲府駅⇒山梨交通バス⇒広河原⇒白根御池小屋
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甲府からバスで約2時間の広河原は標高1,520m

野呂川に架かる吊り橋を渡り、北岳への山旅が始まる
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吊り橋を渡るとすぐに広河原山荘 裏手にシャワーがあるとのことだったが、今回は使用不可になっていた

大樺沢二俣コース分岐を右へ進み小尾根を登って行く(これから急登)

急登を登り終え山腹を巻く道にて auは受信できず

白根御池小屋到着

外観もきれいでとてもロケーションが良い小屋です

白根御池

湖畔にもテント設営可能

私は小屋前の静かな高台にテント設営 小屋のトイレまで近いしね♪

時間はたっぷりある 小屋で生ビールを飲んだ後、持参した赤ワインで軽〜く昼呑み

今回はメッチャ手抜きのレトルトですが、ワインと言えばツマミやっぱりこれですよね♪

夕食はハンバーグカレー 500ml持って来たウイスキーがすでに半分以下に・・・明日の夜までもつのか不安
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【2日目】 白根御池小屋⇒大樺沢二俣⇒左俣コース⇒八本歯のコル⇒北岳山頂⇒北岳肩ノ小屋
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白根御池分岐から大樺沢二俣へ

朝一番、樹林帯のなか二俣までの道が気持ちいい

二俣の道標 先に見えるは北岳バットレスの岩嶺

飛び出す「まにポーズ」 でビヨ〜ン <カーソルターッチ>

大樺沢左岸の道を先に見えるコルまで進む

北岳バットレス 今早出のガンガラシバナの方が迫力あるかなぁ

夏の時期は高山植物が咲き乱れるそう




大樺沢上部のハシゴ帯 もうすぐ八本歯のコルだ

八本歯のコルへ到着

振り返ると鳳凰三山や遠くに八ヶ岳も見える

さあ、北岳山頂まではあともうちょっと頑張るべー

北岳山荘〜間ノ岳への稜線 来年は白峰三山を縦走してみたい

岩稜線を登って行くと山頂はもうすぐだ

北岳山頂到着〜♪

山頂から見た鳳凰三山 あそこも行ってみたいし♪

仙丈ヶ岳 ここにも行ってみたい♪

甲斐駒ケ岳、八ヶ岳を眺めながら北岳肩の小屋まで下る

肩の小屋到着!

まずは腹ごしらえ 合計1,800円の高級ランチ

富士山ビューの高台にテン場確保

さて、富士山見ながら昼呑みでもしますか!

夕方、寒くなってきたのでテントの中へ ここでも富士山がみえるナイスなロケーション

夕日に照らされ赤く染まる山肌

2日間、結局昼呑みしすぎてお酒が足りず、小屋にて1,200円の高級ポケット瓶を購入
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【3日目】 北岳肩ノ小屋⇒小太郎尾根分岐⇒右俣コース⇒大樺沢二俣⇒大樺沢⇒広河原
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3日目朝、富士山に雲海 今日も天気は良さそうだ!

仙丈ヶ岳をバックに「まにポーズ」

つきましょう・・・どこへ!?

右俣コースを下る途中で振り返る

1,500mを一気に下り、太ももはもうワナワナ状態

無事下山を祝し、お祝いのビールで喉を潤し今山旅をしめくくる
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