今回の山行は八ヶ岳主峰赤岳に行ってきました!
最初の予定では2日目に横岳からの縦走予定だったのですが、2日目の天気予報が悪いので、1日目に赤岳ピストンに予定が変更になりました。
今回は、隊長、佐藤くん、ゲンちゃんと自分の4人。それとあぶない探検隊から庄野さんが参加し総勢5人のメンバーとなりました!
金曜日の夜、渓美隊のメンバーと合流し、美濃戸口に向かう。そこで先に出発していた庄野さんと合流する。
美濃戸口から美濃戸までの林道はネットで調べて見たら、この時期は四駆にスッタドレス、チェーン装備でと載っていたので、緊張しながら上って行く。最初の悪場を無事にのぼった所で、後ろの庄野さんの車のライトが見えなくなった?隊長達が歩いて確認に行くと、アイスバーンの所でスリップしてしまい、そこから先に進めないので下の駐車場に戻ることに・・・。庄野さんは朝1時間のアルバイトをすることになった。
我々の方は、なんとか無事に美濃戸の駐車場まで行く事が出来、ホッと一安心!朝まで仮眠をとることに。(庄野さん、オチカラになれなく済みませんでした)
朝出発準備をしていると、庄野さんも無事歩いて駐車場に到着!
今回は行者小屋にテント泊予定なので南沢コースを進む。歩き始めてしばらくすると足の指が冷たくなってきた。朝出発準備をしていたときはそれほど寒さは気にならなかったが、天気が良いため放射冷却が凄いようだ。
登山道も凍っているところが多くなってきたので途中からアイゼンを付ける。周りも明るくなり、阿弥陀岳が良く見える!
行者小屋に到着しテントの設営にとりかかる。テン場は早い時間に到着できたので良い場所をゲットできた!
赤岳登頂の準備をしていると庄野さんも足のつま先がだいぶ冷えていたようでカイロを貼っている。庄野さんは足を少し温めてから出発するとのことなので、4人で先に出発することに。
地蔵尾根を登り始めると、先に進むにつれ傾斜がどんどんキツクなってくる。トップを行く佐藤くんは快調に登って行く(佐藤くんは1月にも赤岳に登っており今季2回目)。
その後ろを汗を流しながら自分がついていく。その後ろからゲンちゃんが本気の滝汗をかいて登ってくる!(ゲンちゃんは暑がりなのだ(笑))
天気も無風快晴のため今度は暑いくらいだ!今日はこの上ない天気の良さだ!
クサリ場の急登をヒィヒィ言いながら登り地蔵の頭に到着する。先には赤岳と阿弥陀岳がハッキリ見える!そこからの稜線歩きも風もなく快適に景色を見ながら進んで行けるほどの天気の良さ!だが足下の景色は一歩踏み外せば大変な事になる景色(怖)、気を抜かないように注意して進む。
細い尾根を慎重に登り赤岳山頂に到着!ここに来ても無風快晴!360度パノラマの景色を堪能できた!下山は文三郎尾根を行くのだが、最初の下りが凄いことになっている。しかしトップの佐藤君は普通に下りて行ってしまう。自分も続いて行こうとするがビビって一歩が踏み出せない(汗)
しかしここにいつまでもとどまるわけにもいかないので覚悟して下り始める!(えっ?後ろ向き(クライムダウン)ですが何か??)とても怖くて正面を向いてなんて下りられなかった(泣)
無事に危ない場所もやり過ごし、しばらく歩いて行くと佐藤君が「もう少し行くと笑っちゃうくらいの坂がでてくるよ」と教えてくれた。少し行くと坂が見えてきて、言葉通りの下り坂に本当に笑ってしまった!
無事に行者小屋に到着し、まずは下山祝いの乾杯をしてホッと一息!後追いで登っている庄野さんの帰りを待つ。テント前で片付けをしていると庄野さんも無事に到着、その手にはしっかりとビールが持たれていた!
天気も良く最高の赤岳が堪能できた!
朝が早かったので少し仮眠をとることに。テントの中は暖かかったのでシュラフに入らず寝はじめたのだが、そこは2月の八ヶ岳、さすがに寒くて目がさめてしまう。
シュラフをだすのが面倒くさかったので、そのままうつらうつらしていると、徐々に皆も起きだしてきて宴会の準備にとりかかる。
準備も整い今日の赤岳登頂に乾杯!
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