ハイキング部-権現岳



	報告　尾亦　幸生
	正月休みの山行も無事に終わり仕事モードに切り替えなくてはならない所だが、正月最後の締めとして今回は南八ヶ岳の権現岳に行ってきました！本来ならば正月休み一発目に行く予定だったのだが、天気が崩れる予報が出ていたので、ほかに転戦となったので、ある意味リベンジともいえる。出発の夜待ち合わせの場所に着き、隊長、佐藤くんと合流するがもう一人今回のメンバーのゲンちゃんの姿が見えない？隊長に聞いてみると仕事が終わらず途中のサービスエリアで拾っていく事になったとのことでそちらに向かい出発する。出発して１０分位するとゲンちゃんから「何時頃着きそうですか？」とメールがきた。「あと１時間くらい」と返信すると「早く着きすぎ、寒シング」と、どうやら仕事も無事終わりすでに待ち合わせ場所にいるようだ。サービスエリアに着くとデカザックの横で寒さに耐えるゲンちゃんがいた。無事ゲンちゃんとも合流し天女山登山口に向かう。
	登山口に到着すると軽く乾杯し朝にそなえて仮眠する。出発予定時間を寝過ごし外に出ると何台かの車が止まっており、もう何人か出発したようだ。我々も出発準備にとりかかると隊長が「やべー、マット持ってくるの忘れた、、、、」この寒空の下マット無しの夜は厳しそうと思っていたら佐藤くんが「これ持っていきますか？」と差し出したのは、車の中に有ったサンシェード！しかしそれはぱっと見た目銀マットにもみえるが、その薄さは残念なことにとても使えそうにはなかった。隊長も「これじゃさすがに無理だろー」と、諦め顔。しかし準備も整い、出発しようとしたそのとき、隊長のザックの脇には銀色に光るあのサンシェードがしっかりとそなえ付けられていた（笑）果たして氷点下になる雪山の夜、薄々のサンシェードは通用するのか？軽量化にした今回の装備の中でもさらに軽量のサンシェードに注目が集まる！今回の行動予定は天女山から前三ツ頭、そのあと前三ツ頭から三ツ頭までの間で良さそうな所にテント泊、翌日早朝権現岳に登頂！初日のコースタイムは約４時間、雪の状態によってはさらに時間がかかる。以前ソロで来たことのある佐藤くんは、ラッセルにつぐラッセルによりタイムオーバーのため権現岳に届かなかったそうだ。正にリベンジ山行だ！だが今回は先行者もあり、トレースもついていたので少し気持ちに余裕が持てた。歩き始めるとすぐに周りが明るくなってきた。天女山、天の河原と順調に進んで行く! ここから前三ツ頭までは登りもきつくなっていく。途中ヤマレコで見た「ここが一番キツイ」の看板を発見！自分も真似して写真を撮ってみた。確かにそこからは嫌な感じで登りが続いていく。この登りをラッセルしながら上って行くとしたら相当体力を使うだろう、、、トレースがあることに感謝！途中天気が悪くなりそうになるが前三ツ頭をすぎる頃にはピーカンの天気になっていた。樹林帯のなかを進んでいるとテン場に良さそうな場所があり、初日の行動は終了！早速整地してテントを張る。テントの正面には富士山がバッチリ見える最高のロケーション！風もなくマッタリとくつろぐ！時間もまだ１時を過ぎたくらいで、下からまだ他の登山者が上ってくる。どうやら明日もラッセルの心配はなさそうだ。テントの隣では、ツエルト泊の佐藤くんが気持ち良さそうにイビキをかいて寝ている！
	標高１，３７０m　　天女山登山口からスタート天女山のベンチで一休み左から前三ツ頭、三ツ頭、白いのが権現岳しばらくは樹林帯の穏やかな登り前三ツ頭手前の急登結構登って来たね～前三ツ頭にて　　ここからテン場を探しながら登る工事開始！うん、なかなかいいんじゃないの～ツエルトマニア佐藤の別宅
	夕方になり少し早いが宴会の準備に取り掛かる。今回鍋担の隊長からイベリコ豚のしゃぶしゃぶが振る舞われた！普段家で食べる豚しゃぶとは一味違う！（っていうか家でイベリコ豚なんて出たことないし）山に来ると贅沢なものが食べられる！家族からのブーイングが聞えてきそうだ。太陽が傾くにつれ気温がどんどん下がってきた。あたりが暗くなるころには相当冷え込んでいて、途中キジ打ちに外に出てみると結構な寒さになっていた。用をすましてテントに戻っても寒さの為アゴがガクガク止まらない。この寒さに隊長はサンシェードで一晩越せるのだろうか？宴会も終わりにしてシュラフに潜り込むとゲンちゃんが何かモゾモゾしている？どうやらシュラフのチャックの調子が悪く開いてしまうようだ。なんとかチャックも閉まり皆眠りつく。夜中に寒さで何度か目を覚ましながら朝を迎えたが、寒さが心配された隊長も寒いながらもなんとか眠れたようだった。
	気合いを入れて呑むぞ～っ！（今日は登る気まるでナシ）テントから富士山も見えちゃうのだでは明日は頑張りましょう　　カンパ～イ！スペイン産イベリコ豚のしゃぶしゃぶ焼き魚もあります富士山ごいいかんじ♪ 夜景がキレイ♪
	朝食を済ませ出発の準備をするが、寒さのためなかなかダウンジャンパーを脱ぐ気になれない。天気はいまいちで気温も低いのだが雪が降っていないのがまだ救いだった。権現岳に向け歩き出すとすぐに三ツ頭に着いた！しかしガスっており風も吹いているので先に進むと太陽が上りはじめ、ガスった景色を赤く染めはじめた！それまで白一色だった景色が赤く染まるのを初めてみてテンションも上がる！権現岳山頂直下のヤラシイトラバースも無事にやり過ごし権現岳に到着！しかし、寒さと風で長くはいられない（山頂の気温はマイナス２５℃だった）登頂写真を撮ってすぐに下山する。無事テン場に戻りコーヒーを飲み一服！テントを片付け無事車に戻ると、隊長がお世話になったサンシェードを「ホイ」っと車に戻すと佐藤くんに「ホイじゃないでしょ！ありがとうございましたでしょ！無いよりマシだったでしょ！（笑）」とお叱りをうけていた。今回は寒さのトックンとなった山行でした！！
	ピンク色の幻想的な世界にしばし見惚れる残念ながら赤岳もギボシも、権現山頂もなんにも見えなかった山頂手前のトラバース権現岳山頂　　なんとマイナス２５℃！



	報告　尾亦　幸生
	正月休みの山行も無事に終わり仕事モードに切り替えなくてはならない所だが、正月最後の締めとして今回は南八ヶ岳の権現岳に行ってきました！本来ならば正月休み一発目に行く予定だったのだが、天気が崩れる予報が出ていたので、ほかに転戦となったので、ある意味リベンジともいえる。出発の夜待ち合わせの場所に着き、隊長、佐藤くんと合流するがもう一人今回のメンバーのゲンちゃんの姿が見えない？隊長に聞いてみると仕事が終わらず途中のサービスエリアで拾っていく事になったとのことでそちらに向かい出発する。出発して１０分位するとゲンちゃんから「何時頃着きそうですか？」とメールがきた。「あと１時間くらい」と返信すると「早く着きすぎ、寒シング」と、どうやら仕事も無事終わりすでに待ち合わせ場所にいるようだ。サービスエリアに着くとデカザックの横で寒さに耐えるゲンちゃんがいた。無事ゲンちゃんとも合流し天女山登山口に向かう。
	登山口に到着すると軽く乾杯し朝にそなえて仮眠する。出発予定時間を寝過ごし外に出ると何台かの車が止まっており、もう何人か出発したようだ。我々も出発準備にとりかかると隊長が「やべー、マット持ってくるの忘れた、、、、」この寒空の下マット無しの夜は厳しそうと思っていたら佐藤くんが「これ持っていきますか？」と差し出したのは、車の中に有ったサンシェード！しかしそれはぱっと見た目銀マットにもみえるが、その薄さは残念なことにとても使えそうにはなかった。隊長も「これじゃさすがに無理だろー」と、諦め顔。しかし準備も整い、出発しようとしたそのとき、隊長のザックの脇には銀色に光るあのサンシェードがしっかりとそなえ付けられていた（笑）果たして氷点下になる雪山の夜、薄々のサンシェードは通用するのか？軽量化にした今回の装備の中でもさらに軽量のサンシェードに注目が集まる！今回の行動予定は天女山から前三ツ頭、そのあと前三ツ頭から三ツ頭までの間で良さそうな所にテント泊、翌日早朝権現岳に登頂！初日のコースタイムは約４時間、雪の状態によってはさらに時間がかかる。以前ソロで来たことのある佐藤くんは、ラッセルにつぐラッセルによりタイムオーバーのため権現岳に届かなかったそうだ。正にリベンジ山行だ！だが今回は先行者もあり、トレースもついていたので少し気持ちに余裕が持てた。歩き始めるとすぐに周りが明るくなってきた。天女山、天の河原と順調に進んで行く! ここから前三ツ頭までは登りもきつくなっていく。途中ヤマレコで見た「ここが一番キツイ」の看板を発見！自分も真似して写真を撮ってみた。確かにそこからは嫌な感じで登りが続いていく。この登りをラッセルしながら上って行くとしたら相当体力を使うだろう、、、トレースがあることに感謝！途中天気が悪くなりそうになるが前三ツ頭をすぎる頃にはピーカンの天気になっていた。樹林帯のなかを進んでいるとテン場に良さそうな場所があり、初日の行動は終了！早速整地してテントを張る。テントの正面には富士山がバッチリ見える最高のロケーション！風もなくマッタリとくつろぐ！時間もまだ１時を過ぎたくらいで、下からまだ他の登山者が上ってくる。どうやら明日もラッセルの心配はなさそうだ。テントの隣では、ツエルト泊の佐藤くんが気持ち良さそうにイビキをかいて寝ている！
	標高１，３７０m　　天女山登山口からスタート天女山のベンチで一休み左から前三ツ頭、三ツ頭、白いのが権現岳しばらくは樹林帯の穏やかな登り前三ツ頭手前の急登結構登って来たね～前三ツ頭にて　　ここからテン場を探しながら登る工事開始！うん、なかなかいいんじゃないの～ツエルトマニア佐藤の別宅
	夕方になり少し早いが宴会の準備に取り掛かる。今回鍋担の隊長からイベリコ豚のしゃぶしゃぶが振る舞われた！普段家で食べる豚しゃぶとは一味違う！（っていうか家でイベリコ豚なんて出たことないし）山に来ると贅沢なものが食べられる！家族からのブーイングが聞えてきそうだ。太陽が傾くにつれ気温がどんどん下がってきた。あたりが暗くなるころには相当冷え込んでいて、途中キジ打ちに外に出てみると結構な寒さになっていた。用をすましてテントに戻っても寒さの為アゴがガクガク止まらない。この寒さに隊長はサンシェードで一晩越せるのだろうか？宴会も終わりにしてシュラフに潜り込むとゲンちゃんが何かモゾモゾしている？どうやらシュラフのチャックの調子が悪く開いてしまうようだ。なんとかチャックも閉まり皆眠りつく。夜中に寒さで何度か目を覚ましながら朝を迎えたが、寒さが心配された隊長も寒いながらもなんとか眠れたようだった。
	気合いを入れて呑むぞ～っ！（今日は登る気まるでナシ）テントから富士山も見えちゃうのだでは明日は頑張りましょう　　カンパ～イ！スペイン産イベリコ豚のしゃぶしゃぶ焼き魚もあります富士山ごいいかんじ♪ 夜景がキレイ♪
	朝食を済ませ出発の準備をするが、寒さのためなかなかダウンジャンパーを脱ぐ気になれない。天気はいまいちで気温も低いのだが雪が降っていないのがまだ救いだった。権現岳に向け歩き出すとすぐに三ツ頭に着いた！しかしガスっており風も吹いているので先に進むと太陽が上りはじめ、ガスった景色を赤く染めはじめた！それまで白一色だった景色が赤く染まるのを初めてみてテンションも上がる！権現岳山頂直下のヤラシイトラバースも無事にやり過ごし権現岳に到着！しかし、寒さと風で長くはいられない（山頂の気温はマイナス２５℃だった）登頂写真を撮ってすぐに下山する。無事テン場に戻りコーヒーを飲み一服！テントを片付け無事車に戻ると、隊長がお世話になったサンシェードを「ホイ」っと車に戻すと佐藤くんに「ホイじゃないでしょ！ありがとうございましたでしょ！無いよりマシだったでしょ！（笑）」とお叱りをうけていた。今回は寒さのトックンとなった山行でした！！
	ピンク色の幻想的な世界にしばし見惚れる残念ながら赤岳もギボシも、権現山頂もなんにも見えなかった山頂手前のトラバース権現岳山頂　　なんとマイナス２５℃！