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報告 あら
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今日の1泊釣行は記念すべき渓美隊の今シーズンキックオフだ。
そんな記念すべき釣行に十数年振りに参加する私は、ここ数年、体重増加と腰痛で渓美隊についていけるコンディションではなく、山菜やキノコというオフシーズン男で甘んじていたが、ついに、ついにダイエットに成功し、数年越しにシーズン男となったのである。
経緯としては、山菜の時に高橋隊長に思い切って、
源流行きたいっす。と伝えたところ。
来月、来いよ。
はーーーー。♡
男気、即答。あざます!あざます!ゼロ関門突破!
あとは自分で仕上げるのみと、気合が入っての今回でございます。
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深夜に高速を走り、とんでもない細い道になり、あーーーこうい感じだったなと妙に懐かしくなり、到着した現場は前日の雨で増水ぎみ。
橋からヘッデンで見るも確証が持てず、朝を待って最終判断となる。
白けた朝の中、結果、、、、決行!
しゃー!!!!釣れるよ!
記念写真からのスタート!
懐かしの道を久し振りに歩くが全く変わってない。
感謝。と噛みしめながら、そんなこんなで、釣りスポット到着。
唐突だが、渓美隊は、皆な釣りが上手いのです。本当に気持ちよくラインと毛針が渓に舞う。
私は、2回目のテンカラ釣りで見よう見まねで本流を釣る。でも全然思うように飛ばない。
餌釣り歴は長いのでポイントは分かるが、思うように流れてくれない。
ウウウウウーーーーーー。
という気持ちを他所に、ぱっと見、釣りづらそうなコンディションでも、全員バシッ、バシッと釣り上げる。
みんな、めちゃかっこいい。
ゲンさんもルアーでかっこよく釣っている。
マニさんも釣ってる。高橋さんも尺を釣ってる。ヂュンも気持ちよさそうに釣ってる。
しまいには、一番後ろにいる師匠すら釣っている。
荒らされた場所で普通に釣り上げるのは、きっと師匠にしか見えないポイントがあるのだろう。
師匠は釣りキチなのだ。歩きながらも人は欲が大事と言っていた。
釣り欲で生きている人なんだと思う。
そんな中、みんな釣れてるのにやはり、私は釣れない。
焦る。やばい。このままいったら気を使わせてしまう。。。
実の所、渓に降り立つまで、歩きながら見る景色、新緑に釣れなくても全然良いかも。と参加できた達成感に満たされていたのだが目の前で最高のロケーションの中、釣れてる皆を見てると心がざわざわし始めた。
で、ヂュンが教えてくれた。
アラちゃん。肘を少し前に出してこーこーで。そーすると振れるよ。と。
フンフンなるほど。どう?
こんな感じ?そーそーいい感じ。と少しイチャイチャしながら感触をつかむ。
高橋さんの受け売りなんだけどね。フフフ。と謙虚なナイスガイ。
少し、ここで練習しますか?
ウン。分かったとヂュン師匠に従っていた。その時。。
言われたままに、投げてると魚影が走った。間違いなく走ったのを見たのです。
ン?き、て、る?
竿を立てる。重みがあるーーーーー!
ツ・レ・タ??ツ・レ・テ・ル!
と釣れたんです。
ビューテフォーなやーつが。
1匹目標と言ってたけど、そんな簡単に釣れるとは思えなく、まさかの出来事で手が震えました。
ヂュンに釣らせてもらった記念の一匹となりました。最高でした。
周りにいたオーディエンス(師匠、ゲンさん)も拍手喝采(自分で言うな)。あざます!!!(テンション上がりすぎで冷静ではない)。
そんなこんなで、本流釣りは終わり、余韻に浸りながらテン場について沢を分けて釣りしよう!となった。が、テン場が臭い。めちゃくちゃ臭い。〇ンチ臭すぎる。
渓美隊一、鼻が効くマニさんが調査に出動する。
調査の結果は。
焚火に〇ンチしてるね!
と判明、ええええーーーーーー。
一同、げんなり。無理!!
テン場移転決定。結果、大正解の選択だった。
※でも、マニさん、臭いとは言わなかったんだよな。。。マニマニ。
気を取り直し、高橋さんのマンツーマンのテンカラ教室開始。
最強に贅沢な時間を過ごす。
結果、釣れちゃった含め6匹。充分です。
そして、宴会のため、〇ンチがないテン場を目指し、スリングを使って蒔を集めながら降りる。
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出発!
ウド、フキ、ミズをゲットしながら歩く
支流に架かる吊橋 テン場はもうすぐだ
懐かしの本流に降り立つ さて2度目10数年ぶりのテンカラは・・・
皆さん次々と釣り上げてます・・・
ついにヒット! ヂュン師匠のおかげです!
焚火に〇ンチはやめましょう! ザックをデポして、本流と支流に分かれて釣る
隊長マンツーマン指導のもと テンカラを満喫
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今日のメニューはイワナのフルコースである。
私は、無駄にエプロンを持ってきてしまい思った以上に期待をされ店長と呼ばれました。
ただ、私が出来ることは少なく、イワナの腹を裂くことだけである。
三枚おろしが出来ない自分は戦力とならず、来週からアジで練習すると誓うのである。
そんなこんなで、イワナの刺身、なめろう、漬けができあがり、万を持して私の地元、秩父が生んだイチローズモルトを献上する。
次から次へとつまみが出てくる。
渓美隊は昔から飯が上手い。
マニマニホルモン。ヂュンヂュンヤキウドン(太め、固め、長めが定番)
ゲンさんのウド料理(太め、固めが定番)とう男気料理が並ぶ。
ご飯とお酒が美味しく飲めるのもテン場選びが最高だったのがでかい。
流石、テン場一級免許のメンバーだけあって、毎度の最高クオリティー。
終盤、カラオケが始まった。
ネオン街を得意とする渓美隊は皆な歌が上手い。モテおじさんの集団なのである。
焚火に照らされ、気持ちのままに皆な歌う。
源流で歌うのは、最強に気持ち良い。大声出しても誰も文句言わない。
そして、飲みすぎた。。。寝袋に入った記憶が今でもない。
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テン場移動大成功
私の地元、秩父が生んだイチローズモルトを献上
イワナの刺身作成中
完成!
乾杯! 長い夜が始まる
ほぼ役に立たなかった「店長エプロン」
呑みながら次々とつまみを作る皆さん
ゲンさん作「ウドとフキとイワナのかき揚げ」
ヂュン作「ホルモンうどん」
隊長持参「タコ」
1次会はタープ下で
2次会は焚火周りに移動 歌いまくったあとは記憶なし
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げんちゃーん。あらちゃーん。起きろーという隊長の声と鳥のピチピチ言う声で起きる。
しまった。朝ごはんが出来上がっている。
遠慮なく、美味しく頂く!
ご飯もおいしい。ウドの味噌汁最高。
ありがとうございます(ごめんなさい!!)!!
朝ごはんを食べている目の前に蝉が寄ってきた。
君だったね。声の主は。
大自然の中で、そして楽しい時間はあっという間に終わるのである。
ザックを背負うと、思い出が増えたのか疲れたか一日目より重く感じる。
帰りはマイペースに行く。
疲れているが、新緑が美しく出来る限り目に焼き付けながら歩く。
帰りは皆で温泉に入りおつかれちゃんで終了。
最高の2日間だった。
後日、東京の自宅でザックの整理をしていた。
はい。寝袋、着替え、調理道具、、、、石。
石???
why?石?
とりあえず重さを計ると3.5キロ。
見た目以上に愛情は重かった。
ありがとう!と心でつぶやく。富士山の石と同じレベルでこの石を見ると今回の旅を思い出すことが出来る。
6月だけど蝉の鳴く、初夏のような源流で、イワナが釣れちゃうーーーー。最高か!
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朝食準備中
ウド料理人
いただきます!
楽しい時間はあっという間に終わる
帰宅後、まさかの思い出(重いで)が! 3.5キロは愛情重すぎ?? |
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