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初日は目的のテン場までの遡行でヘロヘロになっていることが多い。
当然、夜のツマミはやっぱり「コッテリ系」が欲しくなる。そんなとき、このカルボナーラを作るのだ。
溶き卵を絡めて作るシンプルなパスタにワイン3本分くらい一撃で無くなること間違いなし!!
【材 料】 2人分
小さな鍋でもゆでられるオーマイスパゲッティ200g・卵2個・ニンニク1片・粉チーズ・ベーコン
エクストラヴァージンオリーブオイル・塩・黒コショウ
【作り方】 @ビリーカン(大)に卵を割り入れ溶きほぐす。そこに粉チーズと黒コショウを「これでもかっ!」
というほどたっぷり入れる。
A別のビリーカンに湯を沸かし、塩を入れスパゲッティを茹ではじめる。
Bフライパンにエクストラヴァージンオリーブオイルを多めにひき、みじん切りにしたニンニクを
入れ弱火にかける。香りがでてきたらベーコン(パンチェッタを使うとモア・ベターよ!)を加え
炒める。あくまで弱火でじっくりとね!
Cニンニクがきつね色、ベーコンが「カリッ」としてきたら溶き卵が入ったビリーカンに入れて
軽く混ぜる。これでソースのできあがり。
D茹で上がったスパゲッティをザル(渓美隊は防虫ネット)にあけ、お湯を切り、ソースに移す。
スパゲッティの余熱で卵のソースが全体にからむように混ぜあわせ、塩・コショウで味を整え
て器に盛り、最後にエクストラヴアージンオリーブオイルをまわしかける。

三面小屋のテラス!?で外宴会をしていた時にこのパスタを作っていたら、千葉軍団総帥の高橋光春さん
は「ずいぶん足の臭ぇ〜ヤツがいるぞ!」とずっと思っていたらしい...
確かにゴルゴンゾーラチーズは封を開けたときに身近でなつかしい匂いがするが、できあがりを食べて
みると、あらまあ不思議!すんごくウマい。
その後、光春さんがやみつきになったのは言うまでもない...
作り方も超〜簡単なので一度お試しあれ!でも食い終わったあとの洗い物がなぁ〜、ちょい大変...
【材 料】 2人分
ショートパスタ120g・生クリーム1〜2パック・ゴルゴンゾーラチーズ80〜100g・塩・コショウ
【作り方】 @ビリーカンに湯を沸かし、塩を入れパスタを茹ではじめる。
Aパスタを茹でている間にフライパンに生クリームとゴルゴンゾーラチーズを適当に砕いて入れ、
弱火にかける。
Bへらでかき混ぜながらチーズが溶けるまで弱火で煮立て、さらに1〜2分煮つめて「トロッ」
とさせる。これでソースは完成。
C茹で上がったパスタをゴルゴンゾーラソースに加え、さらに濃度がつくまで弱火で煮つめて塩
コショウで味を整える。
まったりと仕上げるのがコツ。なお、ゴルゴンゾーラチーズは塩気がきついので塩を控えめに!
(塩分が気になる年頃になってきたもので...)


「ペンネ・アラビアータは冷めてもウマいから、いいツマミだよな〜」 と隊長からのリクエストが一番多い
定番パスタ。
実際、渓でダラダラ飲んでいると、他のツマミがどれだけあっても少しずつつまんで最後にはキレイサッパリ
なくなってしまう不思議な食べ物。
アラビアータ(おこりんぼう)の名のごとく、鷹の爪を「ビッ!」と効かせるのが「渓美隊流」。
翌日のキジ撃ちが地獄なのは言うまでもありません(泣)
【材 料】 2人分
ショートパスタ(ペンネ)120g・ホールトマト1缶・赤唐辛子4本・ニンニク1片・エクストラヴァージン
オリーブオイル・塩・コショウ・粉チーズ
【作り方】 @ビリーカンに湯を沸かし、塩を入れペンネを茹ではじめる。
Aフライパンにエクストラヴァージンオリーブオイルを多めにひき、みじん切りにしたニンニクと種を
除いた赤唐辛子を入れ、極弱火で火を通してオイルに香りを移す。
Bホールトマトをフライパンに入れて果肉は「グチュッ」と手のひらで握りつぶす。あまり煮詰めない
方が酸味が残っててウマい。たま〜に角切りベーコンなぞを入れるがリッチな気分でまたウマい。
これでソースは完成。
C茹で上がったペンネをソースに加えて手早くあえ、塩・コショウで味を整えたら、たっぷり粉チーズ
を振りかけてできあがり。

贅沢にパルミジャーノ・レジャーノチーズをすりおろす図

釣行記を読んでいると渓筋でウマそうに「ソーメン」を食べている写真をよく見かける。実際、真夏の太陽が
ジリジリと照りつける遡行には冷たいソーメンがなによりのご馳走であろう。
そんなこともあり、挑戦してみた新メニューが「冷製パスタ偽キャビア添え」。
カッペリーニという極細パスタを使い、塩・コショウ、レモン汁で味を整え、最後に偽キャビアを「ドーン」とのっ
けた爽やかな一品。
「あっさりしててウマいよ〜!」というみんなのお褒め言葉を尻目に「やっぱあったかいパスタの方がウマいな
ぁ〜」と、一人心の中でつぶやく私であった...
【材 料】 2人分
カッペリーニ120g・偽キャビア1瓶・あさつき・レモン汁・エクストラヴァージンオリーブオイル・塩
・コショウ
【作り方】 @ビリーカンに湯を沸かし、塩を入れカッペリーニを茹ではじめる。後で水につけて冷やすので通常
の湯で時間の1.5倍くらいを目安に。
A麺を茹でている間に、あさつきを小口切りにしておく。
B茹で上がったらネットに入れ、渓水に浸して麺を引き締める。
B麺が完全に冷えたら、ネットを押さえて十二分に水気を取り除く。
Cビリーカンに麺を入れ、エクストラヴァージンオリーブオイル、レモン汁、あさつきを加えてよくかき
混ぜて、塩・コショウで味を整える。
D器に盛りつけ、真ん中に偽キャビアをのっける。


前回で「渓ではやっぱりあたたかいパスタ!」と決めたはずなのに...
本をペラペラとめくっていたら「とびうおとからすみの冷製パスタ」というものを発見してしまった。
「とびうおをイワナに変えて作ったら絶対ウマイに決まってんじゃん!」と思ったら急に渓で作ってみたくな
った。ただし、長崎産のからすみに手を出す勇気がなくて安い外国産にしましたけどね。
皿の片隅に残っていたイワナの刺身がオイルとレモン汁に浸されてマリネ状になって、とても美味しゅうござ
いました。
【材 料】 2人分
細めのパスタ120g・からすみ半腹・イワナの刺身・レモン汁・エクストラヴァージンオリーブオイル
・塩・コショウ
【作り方】@麺の茹で方は「冷製パスタPart1」参照。
Aからすみは1.5ミリくらいの厚さに切る。イワナは刺身にしておく。
Bビリーカンに麺を入れ、エクストラヴァージンオリーブオイル、レモン汁、からすみ、イワナの刺身
混ぜて、塩・コショウで味を整える。


コンビーフってすごいよなぁ〜。
料理の主役にはなれないんだけど、「ツマミないかなぁ〜」って台所を探しているといつもどこかに隠れている
スグレもの。ワタシはよく、醤油を垂らしてチビチビつまみながら焼酎を飲んでます。
そんなコンビーフに光をあてた一品。味のパンチが弱めなので醤油をチョロッとかけると和風テイストでGOOD!
【材 料】 2人分
ショートパスタ120g・コンビーフ1缶・じゃがいも、にんじん、玉ねぎ各少々・ニンニク1片
エクストラヴァージンオリーブオイル・黒コショウ・粉チーズ
【作り方】@コンビーフを粗く刻み、じゃがいも、にんじん、たまねぎを5mm角に切っておく。にんにくは縦半分に
切って芯を取り、みじん切りにしておく。
Aパスタを茹ではじめ、同時にソースも作り始める。フライパンにエクストラヴァージンオリーブオイル
とニンニクを入れ、弱火にかける。
Bニンニクがうっすらと色づいたら、じゃがいも、にんじん、たまねぎを加えてさらに炒める。
C野菜に火が通ってきたら、パスタの茹で汁をおたま1杯分加えてコンビーフを投入。
Dパスタが茹で上がりそうになったら、フライパンに粉チーズを入れパスタを加えてよく混ぜあわせる。
E器に盛りつけて、黒コショウを振って出来上がり。(和風仕立ては醤油をたらして出来上がり。)


渓美隊は山でも肉を喰らう。ステーキ、ジンギスカン、ラム肉のしゃぶしゃぶ、越後もち豚のしゃぶしゃぶetc...
そんな「お肉大好きな隊員たち」の健康面を考え作った一品。
プチトマトのフレッシュ感とモッツァレラのもっちり感が口の中で調和する...と思う。
自分で作っても食べたことがない。だってトマト嫌いなんだもん。
【材 料】
プチトマト1パック・モッツァレラチーズ1パック・乾燥バジル、オレガノ・エクストラヴァージンオリーブ
オイル・塩・コショウ
【作り方】@プチトマトのへたを取り半分に切る。
Aモッツァレラも同じくらいの大きさに切る。
B器にエクストラヴァージンオリーブオイル、塩、コショウを振り、乾燥バジル、オレガノを入れて混ぜ
る。

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