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報告 菊地 顕一
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今年で3回目を迎える渓美隊恒例のスキー合宿。 いままでの合宿といえば、スキーはほとんどオマケ的で貸民家での酒呑みが主目的だった。しかし昨年の合宿後から隊長がスキーに燃えだし、触発されてワタシも久々に板を買い、合宿前に自主トレに2回も通ってしまったのだ。いつも呑んだくれてばっかりの渓美隊が、メンバー全員が年を重ねるごとに、どんどん健全・健康志向になっているような気がする・・・。まぁ、いっか、釣りのシーズンオフくらいは健全でも・・・。 |
リフト開始からガンガン滑らなきゃ!というわけで、上越国際に向けて川越を早朝4時半に出発。今回は渓美隊メンバーの他に栃木にお住まいの岩、雪山、アイスクライミングのスペシャリスト石川直弥さんご家族も参加してくれた。関越道塩沢石打サービスで合流し、スキー場へGO!! |
天気はドピーカン!ハハッ、これもひとえに部長(ワタシ)の日頃の行いがよいからであろう。「よっしゃ〜滑りまくったるでぇ〜!」とボルテージも最高潮にたっする。貝好さんは15年ぶりのスキーとのことで奥さんと二人ゲレンデ下方で練習をしている。それぞれが思い思いにコースにシュプールを描く。佐藤くん夫妻はもともと上手いとして、隊長と敏ちゃんもかなり上達してきた。石川さんはもともと雪山で滑っているので上手いのは納得。それよりも石川さんの息子「たけぽん(小学4年生)」がすごい!「たけぽんロケット発っ射〜!」と言いながら急斜面を直滑降で滑っていく。やはり石川さんの息子だぁ、運動神経がいいや。奥さんはというと「キャー、キャーッ」と言いながらも急な斜面をゆっくりボーゲンで滑ってきている。みんなが冬の穏やかなひとときを満喫している。やっぱり仲間達とワイワイやるのっていいな〜。
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ドピーカンでボルテージも上がる
石川さん親子
かまくらで遊ぶ 渓美隊スリーショット
滑り台で遊ぶ「たけぽん」 大人も滑る
大人がこういうバカなことをすると・・・ 子供が真似するからいけません
今年も滑っている写真はありません・・・
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昼を過ぎたころ突然雲行きがあやしくなってきた。突然吹雪いてきて、その後冷たい雨に変わった。「あんなに天気良かったのに、誰だよ〜?雨男は〜。」隊長が言う。そうそう、合宿前に行った自主トレでも街は晴れてたのに、なぜかスキー場はずっと吹雪いてましたよね?あの時も今日も隊長・敏ちゃん・ワタシの3人がいましたよね?・・・ずっと、言い出せなかったのですが、スキーにおける雨・雪男は何をかくそうワタシなのです・・・。いままで黙っててごめんなさい・・・。 |
スキーをさっさと切り上げ、スポーツ健康モードから呑んだくれ不健康モードにスイッチを切り替える。毎回、夜の部のみ参加の地元滝沢さんと十日町ジャスコで宴会の食料を買い出し、途中市場で今夜のメインディッシュである「あんこう」と「ブリ」を買い付ける。
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貸民家「みらい」の1号館に到着すると夕食の準備もそこそこに、「まずは喉を潤さなきゃ!」ということでビールをプシュッと開ける。んは〜冷えてウンマイ! あんこう鍋と寒ブリの刺身、早く食いた〜い。いつもは滝沢さんが全部捌くのだが、「あ〜、呑み始めたらメンドウになってきちゃった〜、佐藤くん、あんこう捌いてみ!」との声。「挑戦してみま〜す!」と佐藤くんも強気である。大丈夫なのか?
皮を剥ぎ、ひととおり全部捌かれたあんこうを見てワタシが「すげ〜じゃん!全部捌いたじゃん!」というと「うん、ザク切りにするだけだったから意外とカンタン」だとさ。寒ブリは敏ちゃんが捌く。女性なのにすごい!と思ったら、彼女は元スーパーの鮮魚部出身。なるへそね!納得!
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貸し民家「みらい」1号館 管理人の若井さんはとても気さくで優しい
あんこうを捌く佐藤隊員
ブリでけぇ〜! 刺盛りを作る敏ちゃん
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鍋ができるまでの間、あんこうの刺身、寄居のホルモンをツマミに酒を煽る。忙しいなか毎年参加してくれる地元十日町の小林師匠も到着し、合宿メンバーが全員揃った。
囲炉裏の炭がいい具合の暖かさで、昼間の疲れか急に眠たくなってきた。ああ、今日はもうダメだ・・・。撃沈・・・。
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囲炉裏でホルモン炒め あんこうの刺身(どの部分か忘れたが)・・・
囲炉裏を囲んで楽しく語らう 一番に撃沈した菊地 今宵もいつもの骨抜きポーズ
無理やり叩き起こされてハイポーズ!
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翌朝はこの宿自慢の露天風呂に入り、昨日の酔いを醒ます。雪がちらつく里の、のどかな景色を見ていると「あ〜、幸せ〜、うは〜っ!」と自然に唸りたくなる。 |
「来年もこのメンバーで合宿して、楽しく過ごすぞ〜!」と心に誓うスキー部部長の菊地であった・・・。
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毎年恒例の入浴シーン ひそかにファンがいるというウワサも・・・ |
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